開発元のテクノソレイユびいきでなかったら買ってなかった気もしますが、ある程度以上遊べば『テトリス』みたいな『麻薬的な面白さ』が見えてくるアクションパズルです。頭を使うよりも、その場その場での『判断』が要求されるゲームです。
※ 本サイトでは株式会社テクノソレイユより許可を得て、
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『TIME ATTACK』モードのスコアアタックを行っています。順位などを気にされることなく、メールにて気軽に登録していただければと思います。5番目の登録がなされる日を気長に、かつ楽しみにお待ちしております。
【寸評】 3年ぶりに、新たな申請をいただき嬉しく思います。現在はハムスターから再発売されていまして、手に取ることがありましたら登録を。メールインタビューには、テクノソレイユ社内では1分を切っていた(!)というコメントも。
順位 タイム お名前 使用キャラ 申請日 壱 1:16’2 海山羊さん WARM 2000/01/31 弐 1:26’5 hjmさん GENTLEMAN 2003/02/23 参 2:25’4 私 GENTLEMAN 2000/01/27 死 2:50’2 覆面抹茶さん GENTLEMAN 2000/01/10
『TALL∞』は、1999年12月22日(水)にテクノソレイユから定価『3800円』で発売されました。『ガイアシード』『快速天使』に引き続く第3作で、立方体のブロックを転がして円形の塔を『積み上げていく』アクションパズルです。
ブロックの上で『○』ボタンを押しながら左右に動くことで、玉乗りのようにブロックを『転がす』ことができます。一部のブロックには『赤・青・緑・黄』のいずれかの色が付けられていて、転がすたびに面が『90度』ずつ回転します。
転がした先の面と『同じ色』がくっつくとブロックが増殖します。このとき、キャラクターの頭上に一定時間『天使の羽』が出現し、この間に違うブロックの色を合わせることで『連鎖』を発生させることができます。連鎖させると時間制限の基準である『ボーダーライン』を下げられるほか、ボーナスブロックが発生して効率よく塔を積み上げることができます。これが高得点獲得にもつながってきます。
また、ブロックを転がしているときは一段だけ『段差』を登ることができ、そのときは面が『180度』回転します。したがって、色が合わないときは段差を登り降りすることでブロックの面を『調節』することができますので、手詰まりになってしまうことはめったに起こらないようになっています。
ですが、時間制限がちょっと『きつめ』なので、最初のうちは連鎖を起こせないうちにボーダーラインが迫ってきてゲームオーバーになってしまうことが多いかと思います。私の場合、最初の数時間は2面まで進むのがやっとでした。さらに、ブロックによっては色が付いていない『無属性ブロック』や一方向にしか転がせない『矢印ブロック』となっていて、これらが大量発生して色を合わせにくくなってしまうこともあります。
かといって、いつまでたっても歯が立たない難易度かというとそうでもなく、ある程度『以上』慣れると連鎖を起こせるブロックの『動かし方』が頭に入ってきます。条件反射のごとく連鎖を組めるようになると、がぜん楽しくなってきます。
どちらかというと『パズル』よりも『アクション』が重視されていまして、ある程度まではあらかじめ連鎖を仕込んでおくこともできるのですが、大きな連鎖を組むには、連鎖で増殖したブロックを見て、即座に『判断』することが必要になってきます。このあたりも初めは『むずかしく』感じる理由のような気がしますが、それと引き換えに『奥深さ』や『やり込み』という要素が含まれていると思っています。
なお、このゲームは以下の3種類のモードで遊べるようになっています。
『TUTORIAL』も用意されていて、操作方法やテクニックを学ぶことができます。また、最初に使用できるキャラクターは『GENTLEMAN』と『LADY』だけですが、クリアしたり新記録を出すことで新たなキャラクターが使えるようになります。
といっても、ストーリーなどは特に用意されてなく、キャラクターが前面に出ていない印象があります。もし続編が発売されるのであれば、ここは一つ『快速天使』の高島田夏実やドルチェ=ムールを希望…するのは私だけでしょうか。