『ノエル』の世界に関連したページへのリンク集です。神山修一さんによる小説版が中心ですが、ゲームも含めたさまざまな情報を紹介していきます。
現在『ノエル』シリーズの版権を持つと思われるジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社のページです。かつて、パイオニアLDCが『八方美人』のサイト名で運営していまして『ノエル』発売前からゲーム情報が掲載されていました。メールを募集するイベントも開催されて、当時としては結構めずらしい試みでした。
以前は『ノエル3』などの情報も掲載されていました。なお、余談ですが『ノエル3』で名前があがる『大野愛』は、角川書店の小説版『ノエル』でも巨大ロボットのコスプレの格好をした女の子として登場します。はっきり後輩とは書かれていませんが、公式のゲームにつなげられていたようで『ノエル3』で名前を見かけたときは嬉しかったです。それ以外にも小説では、赤木舞や寺田雅美などクラスメートが登場する場面が。
小説『ル・ソレイユ』には、携帯電話を介さないと会話できない『無線男』という人物が登場します。というわけで、現代の最大手であるNTTドコモを紹介しておきましたが、現在となっては『無線男』というネーミングには…ならない気も。
とはいえ、読み返してみても違和感を感じる文章ではなく『ル・ソレイユ』の時代でも実際にいそうな設定になっています。わき役とはいえ味があって『ル・ソレイユ』の鍵を握る人物ではないかと思ったりすることも。『思う』だけですが。
由香が留学しようと思っていた、MITことマサチューセッツ工科大学へのリンクです。『工科大学』といっても理学や工学だけではないようで、建築や都市計画、人文科学、社会科学といった分野も学ぶことができると紹介されています。
ちなみに一つ上で『思っていた』と過去形で書いているのは、小説『ル・ソレイユ』の由香は日本の大学に入学しているからです。『アフターストーリー』となっている以上、こういった設定を受け入れられるかが評価の鍵と思いますが、あやしげな地底探検に関心を持って調べ回るあたりは『らしい』雰囲気ではないかとも。
こちらは小説『ル・ソレイユ』で、恵壬が留学を予定していたバークリー音楽院です。日本語による紹介ページも用意されていました。そちらでは『バークリー音楽大学』と記載されていまして、音楽学士号を取得できるコースもあるようです。ちなみに留学の予定がどうなったかというと…なぜか来年へと。
『ノエル』で代歩たちが修学旅行に出掛けた、ギリシャの日本大使館のページです。業務についての案内に加えて『観光』のページでは詳細な情報が掲載されています。それにしても三年生の二学期に修学旅行とは…結構すごい気が。
ちょっと余談ですが、ギリシャの地名の一つである『テッサロニキ』は『サロニカ』とも呼ばれることがあります。『デスクリムゾン』の最初の舞台である『サロニカの町』は、実在の地名を参考としたようですが、実際に似ているかというと疑問だったりします。少なくとも『佐藤』みたいな民間人は存在しないかと。
角川書店の小説版『ノエル』で、主人公が引用しているグループの公式サイトです。『ロバート・フリップを中心に進化し続ける歴史的グループ』で、活動も長いようです。また、2003年4月には日本でのツアーも行われたとのことです。神山修一さんは音の表現にアーティストをあげることがありますが、註がないと追随できなかったかも。
角川書店の小説版『ノエル』で、恵壬が留守表示の絵柄に選んだ『パディントン』の公式サイトです。イギリスの作家マイケル・ボンドの物語に登場する、ダッフルコートに帽子をかぶった熊のキャラクターで、各種情報やゲームが掲載されています。恵壬が『手書き』で描いていたようで、ちょっと意外に思ったりも。
角川書店の小説版『ノエル』で、ジェイコブが着るTシャツに『グレイトフル・デッド』とプリントされていましたが、そのロゴの由来になったロックバンドの公式サイトです。『六十年代を代表するロックバンド』とのことで、現在のインターネットに公式サイトがあることに結構びっくりしたり、註で解説するほど本編に関係しないように思ったりも。
小説『ル・ソレイユ』で、主人公が口ずさむベースラインの引き合いにあげられていた『チャールス・ミンガス』を紹介しているページです。主人公が『ジャズ・ジャイアント』と解説で表現しているように力強いアーティストで、作品の完成度も高かったようです。『ル・ソレイユ』の主人公はジャズへの関心が深かったようにも。
角川書店の小説版『ノエル』では、フリースタイルの有名なジャズ・ピアニストとして『セシル・テイラー』が紹介されます。リンク先の紹介文を読むと『実験』『前衛』という言葉に相応しいピアノ演奏を行っていたようです。ちなみに、恵壬との絡みで名前があがるのですが、その直前を含めて『ノエル』名場面の一つかと。
余談ですが、私は『実験』という言葉を聞いた瞬間『四分三十三秒』を連想しました。詳細は浜田剛爾さんのページの四分三十三秒に書かれていますが、全ての楽章が休符『だけ』で何一つ演奏しないという曲です。私の好意的解釈では、つねに感想は聴いた本人にゆだねられるため、最も自由度の高い環境を提供した…となりますが、これを書いている自分でも『本当かよ』と思ってしまう部分は。
小説『ル・ソレイユ』では『ラウンド・アバウト・ミッドナイト』というジャズのスタンダードナンバーが紹介されます。フリーの百科事典『ウィキペディア』のページですが、角川書店の小説版『ノエル』で言及されている、マイルス・デイビスやセロニアス・モンクの名前がアルバムの演奏メンバーにあげられています。
角川書店の小説版『ノエル』で、由香が夏休みのビデオメールのBGMとして選んだ『ソニック・ユース』の公式ページです。現在でも継続して活動を行っているようです。かつて試聴したときの印象は『不健康な雰囲気』でもなかったですが、最近の楽曲は聴きやすくなっているという話も聞いたことが。
小説『ル・ソレイユ』の主人公が電車で見かけた『スーツ姿の男』がライナーノーツを読んでいたパンクバンドを紹介しているページです。楽曲紹介やディスコグラフィーも掲載されています。主人公が『後期はソウルとポップに目覚め』と解説していますが、人気絶頂のときに解散したバンドのようです。
角川書店の小説版『ノエル』で、チャットの話題などにあげられる『古代ギリシャ』のページです。『反・ギリシア神話』にはヒュブリスについての紹介も掲載されています。ちなみに、小説の第3章の題名に含まれている『スパラグマ』は、とある方から情報をいただいて『sparagma』で改めて検索した結果、ギリシャ語やラテン語で『fragment』を意味するとウィキペディアの英文ページなどに。『断片』の意図で使われたようです。
角川書店の小説版『ノエル』で、由香が話題にしていた書籍です。1941年に日本軍収容所から脱走した一人の捕虜が漂着したハイアイアイ群島で発見された『鼻で歩く一群の哺乳類』について書かれています。戦争の悲劇を感じる…ことはないですが、詳細な記述は一見の価値があるのではないかとも。
ハラルト・シュテュンプケさんの著作『鼻行類』について、ゼミ形式の詳細な分析やハイアイアイ群島のレポートなど充実しています。日本で発刊された書籍についての情報も掲載されています。フリーの百科事典『ウィキペディア』にある鼻行類を読むと、全く知らない方も経緯を理解できるのではないかと。
平安時代末期に成立した短編物語集です。京都大学電子図書館のコンテンツで、恵壬の愛読書である『虫愛ずる姫君』も含めた全作品を原文で読むことができます。ちなみに『虫愛ずる姫君』は『風の谷のナウシカ』の構想にも影響を及ぼしたそうで、スタジオジブリのファンページであるはいぱぁトトロの木では、読みやすい現代語訳が掲載されています。
小説『ル・ソレイユ』で話題にあがる『赤死病の仮面』が収録されている文庫本です。表題作がエドガー・アラン・ポーの作品では有名で『最初の推理小説』と言われますが『赤死病の仮面』の世界も、主人公によると『描写が不気味』で印象に残るようです。『巌窟王』の原作『モンテ・クリスト伯』と同じく岩波少年文庫から刊行されています。
小説『ル・ソレイユ』で、第一章の題名に使われた『アルカディア』についての解説を読むことができます。鹿児島県にある霧島アートの森で、開園1周年記念事業として開催された企画展へのリンクとなっています。小説では『起承転結』の『起』にあたる場面で、たしかに『理想郷』らしき平穏な展開が。
11月24日が『オペラ記念日』と紹介されている中で、ギリシャ神話の『エウリディケ』と『オルフェウス』の記述があります。冥界から帰還する途中で振り返ったために、妻のエウリディケを失ったという話は小説『ル・ソレイユ』でも引用されていますし、第四章と第八章の題名を振り返ると、思わぬ考察の材料になる気も。
小説『ル・ソレイユ』に登場する探偵役、ヒデが言及しているケルベロスについての解説が掲載されています。白鷹るいさんの幻想図書館のコンテンツです。私の場合、ファミコン版の初代『デジタルデビルストーリー女神転生』に登場していたこと程度しか知らなかったのですが、一つ上のリンクのギリシャ神話とも関係があったようで。
角川書店の小説版『ノエル』で、由香が会話の中であげるインドの性科学書です。主人公の父親の時代は文庫で読まれていたとのことですが、現在はデジタル書店のグーテンベルク21で電子ファイルを購入することができます。あとがきでは、主人公が『セクシャルな要素を加えるのは、「売れる」アートをつくる秘訣って感じッすね』というコメントを残していますが、実際よく読まれたようです。
角川書店の小説版『ノエル』や『ル・ソレイユ』で引用されている、西原理恵子さんの公式サイトです。神山修一さんもお気に入りと思われる名作『まあじゃんほうろうき』を含めた作品紹介が掲載されています。また『りえ蔵』のコーナーでは『日々まんが』を不定期連載されているようです。
小説『ル・ソレイユ』で先代部長が読書している、西原理恵子さんのコミックスです。全4巻の単行本ですが、現在は上下巻の文庫版も刊行されています。『ル・ソレイユ』のころは、題名の元ネタである『麻雀放浪記』より有名なまま残ると思っていましたが『哲也』がヒットしたこともあって、そうでもなさそうな雰囲気が。
小説『ル・ソレイユ』で、主人公が部室で見つけて読みふけっていた『麻雀放浪記』のウィキペディアのページです。最近でもコミックの原作になっていますし、現在は映画版の映像をDVDでも観賞できます。余談ですが、この場面の直後の『結構出るとこは出てるしね。』という心理描写には共感したくなります。
角川書店の小説版『ノエル』や『ル・ソレイユ』で話題にあがっている、古谷実さんのデビュー作です。講談社漫画賞も受賞した大ヒットギャグ作品で、現在はパピレスからダウンロードして読むこともできます。第1話だけ無料サンプルも掲載されています。ちなみに『ル・ソレイユ』の主人公は、ギャグマンガは『旬の時期』でないとインパクトを享受できないこともある『時の黄金』と捉えていますが、たしかに真理かも。
小説『ル・ソレイユ』では地下に洞窟がある、地下にゴキブリが数億匹いるといった『都市伝説』が話題になりますが、そういった現代における各種伝説を取り上げているオンライン書籍です。書籍デジタル化委員会のコンテンツとなっています。小説では伝説以上の現実が待ち受けていたりしますが。
雑誌ムーの公式サイトにある、ミステリー用語を解説しているページです。神秘学の用語として、小説『ル・ソレイユ』で話題になる『シャンバラ』や『サンジェルマン伯爵』や『ダイダロス』の説明を掲載されています。それ以外にも、なんとなく神山修一さんが好みそうな領域の言葉が多いですし『メイザース』や『マクンバ』など、本来の意味から全く知らなかったため参考になった説明も。
小説『ル・ソレイユ』で地下の話題になったとき『ナチスが本気で探していた』という『シャンバラ』について紹介されています。sgunさんのblind alleyのコンテンツでして、姉妹ページの七不思議の世界ではギリシャなど小説版『ノエル』と深く関連しそうな『古代の七不思議』についても、わかりやすく説明されています。
小説『ル・ソレイユ』には、北条家百十五代当主を名乗る長老らによる『北条一族』が登場しますが、北条早雲から氏直まで五代の当主を取り上げたページです。初代の北条早雲は『北条』を名乗らなかったことは結構有名ですが、それ以外にもさまざまな歴史や史跡の紹介を読むことができます。
小説『ル・ソレイユ』では『アステカ広場』という公園が登場します。マヤやアステカの文明については話に聞いたことがある方も多いと思いますが、そのイメージイラストを見ることができます。大成建設のコンテンツで、アステカ以外にも各地の古代遺跡のイメージイラストが掲載されています。
小説『ル・ソレイユ』で、都市伝説の話題になったときイサミが言及していたトルコの古代遺跡が、写真付きで紹介されています。旅行会社のサントクエンタープライズの紹介でして、トルコはもちろんネパールやモンゴルなどへの旅行も取り扱っています。写真だけでも雄大で、いつか実際に行ってみたいという気分に。
ちなみに小説でも『核シェルターだった』という説が紹介されていますが、検索すると結構ページが引っ掛かります。例えば、雑誌ムーの公式サイトの古代文明世界というページでも『カッパドキア』の項目が記載されています。古代核戦争が実際にあったかどうかはさておき、地下8階という巨大な地下都市を作り上げた人々には感嘆します。生きる環境を確保するために、かけた時間と想いが。
角川書店の小説版『ノエル』で例としてあげられる『ガーゴイル』の写真を見ることができます。Anglo-Bulletinのコンテンツで、イギリスで撮影されたようです。ファンタジー世界のゲームではモンスターとして見かけますが、もともとはゴシック建築の魔除けで『鬼瓦』みたいな位置付けだったそうです。
角川書店の小説版『ノエル』で紹介されていた映画監督、小津安二郎さんの作品に関連した各種情報が掲載されています。デジタルミュージアム2000のコンテンツで、実行委員長はTRONで有名な坂村健博士とのことです。小説の中では由香の映像がローアングルなことと結び付けただけの紹介だったりしますが、当時の資料に加えて読み応えのある評論など充実した内容となっています。
角川書店の小説版『ノエル』には、代歩が猟奇的な例えとして『乱歩の世界』と話す場面がありますが、作者である江戸川乱歩さんのファンページです。アイナットさんが運営していまして、乱歩作品一覧や人気投票に加えて読み始める方への案内なども掲載されています。主人公が註で言及した明智小五郎も小林君も怪人二十面相も、ことごとく現代のコミックなどの元ネタになっている気が。
小説『ル・ソレイユ』で紹介されている映画『ブレードランナー』を扱ったページです。きむらかずしさんのページのコンテンツで、各種分析やFAQなどが充実していますし、現地レポートや関連情報も掲載されています。現在、DVD版が気軽に入手できますが『ノエル』の時代にはどうなっているか関心が。
角川書店の小説版『ノエル』で、主人公がハンドルネームとして使っていた『蝉丸』に関連したページです。大伴家持の世界のコンテンツで、千人万首には歌人としての『蝉丸』についての話も掲載されています。なお、本来の読みは『せみまろ』で、のちに『せみまる』とも読まれるようになったようです。
角川書店の小説版『ノエル』で、主人公が愛用しているバイクについての情報です。私も名前だけは知っていましたが、歴史あるバイクみたいで、排気量によって複数の車種が存在しているようです。『ル・ソレイユ』では由香の家にあずけられていまして、本人はどこかに行ってしまったことに。
爆風スランプの歌を試聴したり、オンラインで購入することができます。角川書店の小説版『ノエル』では、主人公が『ご存じでしょうか?』と本文で言及して、ていねいに註でも解説していますが…『ノエル』の時代では死語のような気が。『貴婦人が使用人のたくましいカラダに溺れるみたいなニュアンス』という表現は巧いと思いましたが。
角川書店の小説版『ノエル』で、うんざりした気分との引き合いにあげられる音楽のジャンルです。文章による紹介とともに、各アーティストの楽曲を聴くことができます。『アメリカのミシシッピー川下流の三角地帯を中心に生まれた』ブルースを指すようで、アコースティック・ギターを基本に打ちひしがれた気持ちを表現しているそうです。
角川書店の小説版『ノエル』や『ル・ソレイユ』で、代歩がバイトしていたファミレスの名前です。検索してみたら結構ひっかかったのですが…ジュエリーサロンのようです。また名称の由来と推測される『システィーナ礼拝堂』については、凸版印刷の紹介にミケランジェロと関連した興味深い文章が掲載されています。
角川書店の小説版『ノエル』で、江珂高校三年生が修学旅行に行ったとき、代歩が絵はがきメールで話題にした、いろいろな『ギリシャの食べ物』についてのレシピです。いずれも郷土料理らしく健康によさそうで彩りもあざやかですが、代歩のコメント通り『おいしいことはおいしい』といった雰囲気が。
小説『ル・ソレイユ』で、由香が買い物するとき『毛虫入りの酒』について話しますが、お酒のデパートもりもとのカタログにある、この『メキシコの酒』を指していたようです。地底の『北条一族』への貢ぎ物として買ったはずですが、ちょっと考えてみたら実際に活用される機会はなかった気が。お金でも交渉できましたし。
角川書店の小説版『ノエル』で、寺田雅美と『もう三年も続いてる彼氏』が通っている高校の紹介です。なぜか開成高校と名前が似ているように感じますが、公式サイトも存在しますし、紹介を読んでみると歴史も進学実績もある『名門校』らしき雰囲気が。ちなみに寺田夫妻が話題にあがった理由は、代歩と話しているとき『屋上で踊ってる』ドレス姿の女を目撃した二人という経緯で。
角川書店の小説版『ノエル』のラストシーンで取り上げられる『人工降雪』の機械のページです。スキー場で活用されるイメージがありましたが、現在でもイベントなどで雪の景色を実現させることができるようです。ちなみに『ノエル』の場面の挿し絵では、なぜかビルの明かりが『NOёL』の模様に。
フランスのクリスマスの様子を紹介しているページです。『メリー・クリスマス』同様に『ジョワイユー・ノエル』と、かけ声に『ノエル』という言葉が使われているとのことです。また、最近ときどき名前を聞くようになった『ビュッシュ・ドゥ・ノエル』というクリスマスにちなんだロールケーキについても紹介されています。
小説『ル・ソレイユ』で言及される『シュレディンガーの猫』について、図を用いて明快な解説を行っているページです。悪徳商法?マニアックスのコンテンツでして、小説の『そんなバカなことがあるかい!』を理解する一つの手がかりになるかと。量子力学は詳しくないですが、主人公の解説には共感できる部分も。
同じく小説『ル・ソレイユ』で話題にあがった『シュレディンガーの猫』を解説している、ウィキペディアのページです。一つ上のページよりも専門用語が多くなっているため、あとから読むことをお薦めします。キッドの『Never7』でも言及されている話題ですが、本当に存在する事象かというよりは、実際には論理の世界でのみ成立することとして認識した方が必要以上に深く考えなくてすむ気も。
小説『ル・ソレイユ』では、由香や主人公が所属しているクラブが『穴部』という通称で呼ばれますが、同じ駅名が小田原にあるようです。最寄り駅によりページを分類するKamoTOWNのコンテンツで、付近の地図を表示させることもできます。名前付けのセンスはさておき、作中では『ノエル』と思えない集合場所が。
角川書店の小説版『ノエル』で、主人公が想像をふくらませていく中で話題にあがる『テンガロンハット』について解説されています。西部劇などで登場しそうなカウボーイハットと完全にごっちゃにしていましたが、実際には一部にすぎず『10ガロン』の水が入るくらい大きな帽子を指すとのことです。
小説『ル・ソレイユ』で、イサミが付け焼き刃の知識としてひけらかす『歴史人口学』について、日本語に翻訳されていない重要な文献の紹介とともに基礎概念から分野の先進性を記述した学術書とのことです。統計学と合わせて『人間なんてムシと一緒』と言い切るイサミのコメントは結構ワイルドではないかと。
角川書店の小説版『ノエル』の『ちょっと無常観にひたってしまった。』という見出しの段落で言及されている『ベトナム戦争』について解説されています。フリーの百科事典『ウィキペディア』のコンテンツでして、経緯などが詳しく説明されています。そもそも『ノエル』の小説に登場していること自体が、知らない方には想像しにくい単語かも。
角川書店の小説版『ノエル』で、ナゾベームがチャットで話題にあげる『エコ税』こと、環境税について詳しく説明されています。『バイクもいいけどエコ税が高いじゃん。』の発言が、ノエルの時代には現実となっているようで、セブン-イレブン みどりの基金の記事を読むと、すでに導入している地方自治体もあるとのことです。
『ル・ソレイユ』で、主人公が代歩・由香・恵壬と初めて出会った『都心から臨海区に抜け、やがて千葉方面に抜ける地下鉄』に最も近いと考えられる路線です。こまかな条件は違いますが『海底に穿たれたトンネル』など共通している部分も多く、そのうち『臨海学園駅』が新たに開設されるのかも。
NTT西日本のコンテンツの一つで『ノエル』の時代に実現されていた『ビデオメール』利用を促進するため、無料で配布している『フレッツ de ビデオメールカンタンソフト』をダウンロードすることができます。デジタルビデオカメラなどで撮影した映像を簡単にメール配信できる機能があり、賞金つきのコンテストも実施されています。
由香が自ら開発した、AI機能搭載のスナップ記録用自走ビデオカメラ…ではなく、大和印刷所が取り扱っている『卒業手書き文集印刷セット』です。卒業文集のための『専用原稿用紙+表紙印刷+本文印刷がセット料金』でお得とのことです。ちなみに本社は熊本にあり、同人誌などの印刷についても積極的に手掛けているようです。