私はあまりシューティングゲームでは遊ばないのですが、これはプレイステーションでは初めて『クリアするまで』遊んだシューティングです。といっても、『初心者向け』というだけではなく、家庭用ならではの面白い試みもなされています。
※ 本サイトでは株式会社テクノソレイユより許可を得て、
ゲーム画面を使用・掲載させていただいております。
これらの画像の無断転載を禁止します。
『ガイアシード』を紹介する前に、発売元の『テクノソレイユ』に関連することを書いておきたいと思います。私がテクノソレイユを知ったのは、2作目の『快速天使』からでして、『ガイアシード』を知ったのはしばらく経過してからでした。
一番初めに聞いた話は『ファミ通』で『快速天使』の評価が低いといった内容でした。私はそちらは読まなかったのですが、先日『ファミ通PS』のレビュー総集編を入手しまして、こちらの点数を確認してみたところ『4・3・3・3』でした。
といっても、『プレイステーションマガジン』では『6・6』といった比較的ふつうの評価で、コメントでも『味がある』といった趣旨が書かれていて、ずっと気になっていました。しばらくして、ナビさんに話を聞いたりしてから思い切って『快速天使』を購入して、さらには『ガイアシード』も購入するに至りました。
テクノソレイユがこれまで発売したゲームは『ガイアシード』と『快速天使』の2作だけのようですが、いずれも『作り込まれた』ゲームと思っています。客観的に見た評価はまた違うかもしれませんが、個人的に『お気に入り』のゲームです。
そして、以前から『快速天使』のページを作りたいと考えていたのですが、なかなか切り口を見つけられず、また先日『ガイアシード』を完全クリアしたため、こちらを紹介しようと思い付いて、このページができあがったわけです。
ゲーム画面の掲載などで、株式会社テクノソレイユの方と何回かメールのやりとりを行っていたのですが、今回メールによるインタビューをお願いしまして、AM事業部の方からお返事をいただくことができました。公開を前提としてお願いしましたので、ここに掲載させていただくとともに、貴重なお時間をさいてくださったテクノソレイユに深く感謝いたします。
なお、2000年1月24日(月)にご回答いただいた文章を以下にそのまま掲載しております。以下のインタビューについてのお問い合わせは、私までメールでお願いします。テクノソレイユへのお問い合わせはなさらないでください。
いきなり話がそれますが、私は『ライフ制』のアクションゲームが好きだったりします。最初の経験は『ドラゴンバスター』だったと思うのですが、一回敵にぶつかっただけでミスにならないことを『嬉しい』と感じた記憶があります。
で、『ガイアシード』は『シールド』と呼ばれるライフ制を採用した、横スクロール型のシューティングゲームになっています。さらに、時間とともにダメージが回復していく『自己再生能力』が設定されているため、私のようにシューティングが得意でなくてもかなり遊びやすいシステムになっています。
パワーアップアイテムは『メインショット』と『サブショット』の2系統があり、特定の敵キャラを倒すと出現するようになっています。また『インテンスファイア』と呼ばれる、ゲージが最大のときに使えるショットも用意されています。
ステージは、全7面で構成されていて、各面の最後には当然ボスキャラが登場してきます。パワーアップアイテムの出現個所はきちんと配分されているので、後半の面で機体を失っても十分『復活』できるようになっています。
そして、このゲームは『マルチエンディング』になっています。この話は事前に聞いていたのですが、当初は『ノーコンティニュークリア』や『ノーミスクリア』が条件だと思っていたため『私にはちょっと無理かも…』と考えていました。
ですが、マニュアルの『ボスの説明』というページを読んでいるときふと『あること』に気が付き、ちょっと試してみたところゲーム展開が変化しまして、その瞬間はなかなかの衝撃でした。そのとき見られたのは『2つ目』のエンディングだったのですが、それによって『3つ目』のエンディングの出し方にも気が付きまして、それから無事に3つ目の『真のエンディング』も見ることができたわけです。
『行動』によってその後の展開が変化するシューティングゲームは、私にとっては『スーパーゼビウス ガンプの謎』以来だったのですが、アイデアとしてはそれ以上になっていて、『真のエンディング』を見たときは思わず『うぅむ』とうなりたい気分でした。ストーリーとも関連していて『考えられているな』と感じた部分です。